試験データ
超撥水性の促進テスト結果
無照射 (0hr) | 照射 (2000hrs) | |
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無塗装 | ||
ノンロット205N Zカラー |
||
他社品 |
※試験方法:サンシャインウエザーメーター (JIS A 1415 6.3 WS-A)
一年相当の促進試験時間(hr)は地域や建物の部位により一般に200~1000hrsと言われております。
ノンロット205N Zカラーの防腐・防カビ・防蟻・防虫試験
(1)防腐効力試験(東京農業大学林産化学研究室)
(社)日本木材保存協会規格 第1号 塗布・吹付け・浸清処理用木材防腐剤の防腐効力試験による。
試供菌名 | 樹種 | 塗布量(g/m2) | 平均質量減少率(%) | 標準偏差 | 変動係数 |
---|---|---|---|---|---|
オオウズラタケ | スギ | 200 | 2.8 | 2.9 | 104 |
無 | 55.3 | 5.4 | 23 | ||
カワラタケ | ブナ | 200 | 2.6 | 2.5 | 96 |
無 | 31.3 | 4.1 | 13 |
(2)防カビ効力試験(都立産業技術研究所)
試験方法:JIS Z 2911に準じた方法。
使用したカビ菌:
1.アスペルギルス・ニゲルJIS Z 2911の第1群の(1)
2.ペニシリウム・シトリナムJIS Z 2911の第2群の(1)
3.リゾーブス・オリゼJIS Z 2911の第3群の(1)
4.クラドスポリウム・クラドスポリオイデスJIS Z 2911の第4群の(1)
5.ケトミウム・グロボスムJIS Z 2911の第5群の(1)
資料名 | 表示 | |
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ノンロット205N | 14日 | 菌糸の発育が認められない。 |
18日 | 菌糸の発育が認められない。 |
(3)室内防蟻効力試験(東京農業大学林産化学研究室)
(社)日本木材保存協会規格 第11号 塗布・吹付け・浸清処理用木材防腐剤の防蟻方法(1)室内試験方法4.3総合試験による。
種 別 | 死虫率(%) | 質量減少率(%) | ||||
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塗布量(g/m2) | 耐候操作 | 最小-最大 | 平均 | 最小-最大 | 平均 | |
処理試験体 | 200 | あり | 73~89 | 81 | 0~3.2 | 2.6 |
無処理試験体 | - | - | 17~26 | 22 | 18.1~23.1 | 21.8 |
(4)使用薬剤(エトフェンプロックス)の防虫効力(ヒラタキクイ虫)
試験方法:(社)日本木材保存協会規格第8号(1)に規定する<成虫試験>の方法。
試験方法No | 薬剤処理濃度(%) | 薬液塗布量(g/m2) | 投入全成虫死亡日数 | 成虫発生数(頭) |
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1 | 0.05 | 106 | 21 | 0 |
2 | 0.05 | 97 | 21 | 0 |
3 | 0.05 | 94 | 21 | 0 |
4 | 無処理 | - | 35 | 5 |
5 | 無処理 | - | 35 | 1 |
6 | 無処理 | - | 35 | 2 |
微小ひび割れ防止試験
(塗装木材を1年間野外放置後)
ノンロット205N 単位:1mm |
他社品 単位:1mm |
ノンロット205N Zカラーの安全性試験結果
項 目 | 試験機関 | 結 果 | |
---|---|---|---|
塗料 | 急性経口毒性(ラット) 皮膚刺激性(ラット) 変異原生試験(Ames Test) |
SafePharm Labo.(英) |
LD50:2,000mg/kg以上 中程度の刺激 陰性 |
塗布乾固物 | 皮膚刺激性(人間) 魚毒性 |
日本産業皮膚衛生協会 (財)化学物質評価研究機構 |
B-Stage陰性(目視による) 無塗装木材と同レベル |
ノンロット205N Zカラー使用薬剤の安全性
トリアゾール系化合物 | エトフェンプロックス | 有機ヨード系化合物 | |
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目 的 | 防 腐 | 防虫・防蟻 | 防カビ |
化審法官報公示整理番号 CAS番号 |
指定化合物質(5)-3981 94361-06-5 |
(3)-3981 80844-07-1 |
(2)-3456 55406-53-6 |
安全性データ(※注) 急性毒性 経口(ラット) 経皮(ラット) 亞急性毒性 混餌(ラット) 最大無作用量 ♂ ♀ 慢性毒性 混餌(ラット) 最大無作用量 ♂ ♀ 発癌性 刺激性(ウサギ) 粘膜 皮膚 催奇形性 強制径口(ラット) (ウサギ) 繁殖性(3世代) 最大無作用量 ラット 魚毒性 |
LD50=1,020mg/kg LD50=2,000mg/kg 20ppm 1.5mg/kg/日 1.9mg/kg/日 20ppm 1.01mg/kg/日 1.24mg/kg/日 無し 粘膜への刺激あり 2~3日で回復 刺激性無し 最大無作用量: 2mg/kg/日 催奇形性無し F0世代 0.28mg/kg/日(♂) 0.33mg/kg/日(♀) F1世代 0.37mg/kg/日(♂) 0.45mg/kg/日(♀) ニジマス LC50(96h):19mg/l ミジンコ EC50(48h):26mg/l 藻類 EC50(48h):0.077mg/l |
♂LD50>42,880mg/kg ♀LD50>42,880mg/kg ♂LD50>2,140mg/kg ♀LD50>2,140mg/kg 300ppm 20mg/kg/日 23mg/kg/日 100ppm 3.7mg/kg/日 4.8mg/kg/日 無し 刺激性無し 刺激性無し 催奇形性無し 催奇形性無し F0世代 250mg/kg/日 F1 F2世代 5000mg/kg/日 コイ LC50(48h):5ppm ヒメダカ LC50(48h):0.158mg/l |
♂LD50=1,130mg/kg ♀LD50=1,081mg/kg 50mg/kg/日 125mg/kg/日 80mg/kg/日 - 無し 刺激するが洗浄で 軽減 中程度の刺激性 50mg/kg/日で 催奇形性無し 125mg/kg/日で 催奇形性無し (マウス) 2世代、雄雌120ppm で問題なし コイ LC50(96h):1.Oppm |
※代表的データのみ表示
塗装後の指触乾燥性比較
(5~10℃気温下2回塗り後)
12hr後 | 24hr後 | 48hr後 | |
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ノンロット | ○ | ○ | ○ |
他社製 | × | △ | ○ |
○ベタつかない △若干ベタつく ×かなりベタつく
塗装後養生テープ付着性比較
(スギ板2回塗り後 半日経過したサンプル)
直後 ノンロット他社品 |
10分後 ノンロット他社品 |
20分後 ノンロット他社品 |
ノンロットクリーンの安全性試験
シックハウスにかかわるトルエン・キシレン等、厚生労働省が規定している13種類の化学物質を使用していません。 溶剤は芳香族系に比べて臭いの少ない人体への影響が大幅に小さく、より安全な脂肪族系溶剤を採用する事により、塗装作業時や入居後の安全性を高めました。
(1)厚生労働省が指定する化学物質の室内濃度指針値との関係
No. | 化学物質 | 室内濃度指針値 | 使用の有無 | |
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濃度指針値 (μg/m3) |
気中濃度 25℃ |
|||
1 | ホルムアルデヒド | 100 | 0.08ppm | F☆☆☆☆認定 |
2 | トルエン | 260 | 0.07ppm | 使用していない |
3 | キシレン | 870 | 0.20ppm | 使用していない |
4 | Pジクロロベンゼン | 240 | 0.04ppm | 使用していない |
5 | エチルベンゼン | 3800 | 0.88ppm | 使用していない |
6 | スチレン | 220 | 0.05ppm | 使用していない |
7 | クロルピリホス | 1 0.1(幼児) |
0.07ppb 0.007ppb |
使用していない 使用していない |
8 | フタル酸ジ-n-ブチル | 220 | 0.02ppm | 使用していない |
9 | テトラデカン | 330 | 0.04ppm | 使用していない |
10 | フタル酸ジ-2-エチルヘキシル | 120 | 7.6ppb | 使用していない |
11 | ダイアジノン | 0.29 | 0.02ppb | 使用していない |
12 | アセトアルデヒド | 48 | 0.03ppm | 使用していない |
13 | フェノブカルブ | 33 | 3.8ppb | 使用していない |
(2)安全性試験結果
項 目 | 試験機関 | 結 果 | |
---|---|---|---|
塗料 | 急性経口毒性(ラット) 皮膚刺激性(ラット) 変異原生試験(Ames Test) |
SafePharm Labo.(英) |
LD50:2,000mg/kg以上 中程度の刺激 陰性 |
塗布乾固物 | 皮膚刺激性(人間) 魚毒性 |
日本産業皮膚衛生協会 (財)化学物質評価研究機構 |
B-Stage陰性 無塗装木材と同レベル |
(3)健康住宅研究会(国土交通省・厚生労働省等)「優先取組物質」の有無
物質名 | 使用の有無 | 備考 |
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ホルムアルデヒド | 使用していない | 建築基準法:等級区分規制対象外(F☆☆☆☆) |
トルエン | 使用していない | |
キシレン | 使用していない | |
木材保存剤 | 使用していない | |
可塑剤 | 使用していない | |
白蟻駆除剤 | 使用していない |
(4)食品衛生法・食品、添加物の規格基準に適合
試験方法:
食品衛生法・食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)
個別規格に規定された以外の合成樹脂製の器具又は包装容器(昭和57年厚生省告示第20号)
木の特性保持試験(吸放湿繰返し試験)
20℃、65%の湿度雰囲気中に試験片を1ケ月間入れ、その重量を基準として、湿度100%と65%を1日毎に繰返して吸湿量を測定しました。
ノンロットを塗布した木材は、無塗装の木材と同じように吸放湿します。
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